避妊・去勢手術

ここ宮古島では、飼い犬、飼い猫を放し飼いにする風習が残っており、野良犬や野良猫が増えやすい環境にあり、
現在様々な団体が保護犬・保護猫活動に取り組まれていらっしゃいます。

私たちがまず第一に考えなければならないのは、不必要に子どもを産ませないことです。
避妊・去勢手術では望まぬ妊娠を避けることができるほか、特定の病気の予防にも効果があります。

避妊・去勢手術について

避妊・去勢手術について

避妊手術とはメスの卵巣と子宮を、去勢手術とは犬の精巣を手術により取り除き、子供ができないようにする手術です。近年は不必要に子どもを作らせない目的とあわせ、病気の予防、ストレスや攻撃性・異常行動の抑制のために手術を行うご家族様が増えてきました。

手術を行うメリット・デメリットを理解したうえで最善の選択を取れるよう、ご不安な点があれば当院獣医師がいつでもご相談に応じます。

対策方法・時期

メスは卵巣と子宮を、オスは精巣を手術にて取り出します。通常は、手術当日の夕方〜夜にはお帰りいただけます。術後およそ10日〜14日後に再度ご来院いただき、抜糸をして完了です。

最初の発情を迎える前の生後6ヶ月頃を目安に手術を行うことを推奨しています。

メリット

  • 望まない妊娠を避けることができる
  • 発情に伴うストレスや攻撃性・問題行動の軽減に効果がある(吠える、マーキング、マウンティング等)
  • オスの場合、前立腺肥大や精巣腫瘍などの病気の予防に効果があります。メスの場合は初回発情前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍を99.5%予防することができるといわれています。

デメリット

  • 全身麻酔なので、体に負担がかかる
  • 肥満になりやすい
  • 費用がかかる
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